浅草観光の新定番!王道に飽きた人におすすめの体験&街歩きスポット7選

浅草は、歴史と文化が息づく東京の人気観光地。雷門や浅草寺の参拝、仲見世通りの食べ歩きなど、定番スポットが多くの観光客を魅了しています。
しかし、浅草の楽しみ方はそれだけではありません。実は、パワースポットからユニークな体験ができるスポットまで、多彩な魅力が詰まっているのです。
浅草の神社仏閣で心を清め、開運を願うもよし、伝統工芸や和文化を体験して特別な思い出を作るもよし。浅草には、訪れる人を楽しませるスポットが数多くあります。
週末の観光にぴったりな、心も体も満たされるスポット巡りを楽しみましょう。
1. 浅草神社

浅草寺のすぐ隣に位置する「浅草神社」。通称「三社様」とも呼ばれ、江戸時代から信仰を集める格式高い神社です。この神社は、強運や厄除けのご利益があるとされています。
御祭神は、浅草寺の創建に関わった 檜前浜成(ひのくまのはまなり)、檜前竹成(ひのくまのたけなり)、土師真中知(はじのまつち) の三柱で、漁師の兄弟と土地の長が一体となり、観音信仰を広めた功績を称えて祀られています。
浅草寺と合わせて参拝すると、より強いご利益が得られるといわれています。また、三社祭(5月中旬)に訪れると、神輿の迫力や江戸の伝統文化を体感できるのでおすすめです。
社殿の近くにある「影向石」と呼ばれる石は、神様が降り立つとされる神聖な石で、ここに手をかざして祈ると願いが叶いやすくなると伝えられています。
また、境内には、夫婦円満や良縁を願うことができる狛犬がいます。カップルや夫婦で訪れると恋愛運や結婚運がアップすると言われており、デートスポットとしても人気です。
浅草神社は歴史ある神社でありながら、開運・仕事運・恋愛運のパワースポットとしても人気です。浅草観光の際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

浅草神社
住所 | 東京都台東区浅草2-3-1 |
電話番号 | 03-3844-1575 |
営業時間 | 9:00-16:00 |
公式サイト | https://www.asakusajinja.jp/ |
2. 創吉

「創吉(そうきち)」は、江戸切子の体験ができる工房兼ショップです。江戸切子は、ガラスの表面に繊細なカットを施し、美しい文様を生み出す伝統工芸であり、その歴史は約180年にも及びます。創吉では、この伝統技術を実際に体験し、自分だけのオリジナル作品を作ることができます。
創吉での江戸切子体験は、初心者でも気軽に参加できるように設計されています。まず、受付を済ませた後、職人やスタッフから江戸切子の歴史や基本技法について説明を受けます。カットの技法には「笹の葉」や「魚子(ななこ)」などの代表的な模様があり、それぞれの特徴や美しさを学ぶことができます。
次に、自分がカットを施すグラスを選びます。グラスの種類や色も豊富で、クリアガラスや青・赤・紫などのカラーバリエーションがあり、自分の好みに合ったものを選べます。グラスを選んだら、実際にダイヤモンドホイールを使ってカットを施していきます。職人が丁寧に指導してくれるので、初心者でも安心して作業を進められます。
作ったグラスは持ち帰ることができるので、自宅での晩酌や特別な日のグラスとして使うことができます。また、恋人や友人と一緒に体験すれば、特別な思い出として共有できるのも魅力の一つです。
美しい切子模様を刻む楽しさをぜひ体験してみてください。

創吉
住所 | 東京都台東区雷門2丁目1−1 |
電話番号 | 03-3843-1119 |
営業時間 | 平日:11:00-19:00,土日:10:00-18:00 |
定休日 | 年末年始 |
公式サイト | https://www.sokichi-workshop.com/ |
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3. TOKYO BUNBUN(東京文聞)

TOKYO BUNBUN(東京文聞)は、日本の伝統文化や歴史を五感で楽しめる新感覚の体験型施設です。東京・浅草エリアに位置し、日本文化に興味のある観光客や国内の文化好きな人々に向けて、ユニークな体験プログラムを提供しています。
TOKYO BUNBUNの目玉ともいえるのが、迫力満点の「サムライドラマショー」です。日本の侍文化をテーマにしたショーで、時代劇のような殺陣(たて)やアクションを目の前で楽しめます。出演するのはプロのパフォーマーで、リアルな剣さばきやダイナミックな演技が見どころです。観客もショーに参加できる場面があり、侍の世界に入り込んだような臨場感を味わえます。
ショーは歴史的な物語をベースにしながらも、エンターテイメント性が高く、言葉がわからなくても楽しめる内容となっています。観光客にもわかりやすい演出が施されており、海外からのゲストにも人気があります。
「日本料理体験」では、和食の基本を学びながら実際に調理を体験できます。

日本のベテランお母さん達が先生となって指導してくれるので、リアルな「おふくろの味」を学ぶことができます。
また、この料理教室の魅力は伝統も一緒に学べるところ。昔ながらの伝統的な家で、有田焼、九谷焼、江戸切子などの伝統的な日本の器を利用しながら料理を楽しむことができます。
また、日本料理の歴史や食文化についての解説もあり、食を通じて日本の伝統をより深く理解できます。
「お抹茶体験」では、茶道の基本を学びながら、美しい和の空間でお抹茶を点てる体験ができます。

抹茶の点て方や飲み方を実際に学び、和菓子とともに味わうことで、日本の茶文化を身近に感じられます。
茶道の作法は一見難しそうに思えますが、初心者でも楽しめるように、講師が優しく指導してくれます。静かな雰囲気の中で、心を落ち着かせながらお茶を楽しむひとときは、都会の喧騒を忘れさせてくれます。
TOKYO BUNBUN(東京文聞)は、日本文化を深く楽しめる施設として、観光客だけでなく日本人にとっても魅力的なスポットです。迫力満点のサムライドラマショーで歴史を感じ、日本料理体験で和食の魅力を味わい、お抹茶体験で伝統の精神を学ぶ——これらを一度に体験できるのがTOKYO BUNBUNの魅力です。
浅草観光の際には、ぜひ足を運んでみてください。

TOKYO BUNBUN 東京文聞
住所 | 東京都荒川区東日暮里4-5-6 |
電話番号 | 080−9433−2626 |
営業時間 | 10:00-21:00 |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | https://tokyo-bunbun.jp/ |
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4.常盤堂 雷おこし本舗

東京・浅草にある老舗お菓子屋、常磐堂ではユニークな体験型イベントがあります。それは雷おこし製造体験です。この体験では、伝統的な雷おこし(江戸時代から続く、香ばしいおこし菓子)を自分の手で作ることができます。雷おこしは、米を主原料にした甘いお菓子で、軽い食感とカリッとした仕上がりが特徴です。
体験では、職人からおこしの作り方を学びながら、実際に米を炊き、甘みのあるシロップを絡めて作業します。最後には、手作りした雷おこしを試食することができ、その出来栄えに満足感を感じられるでしょう。さらに、完成したおこしはお土産として持ち帰ることができるので、家族や友人へのプレゼントにもぴったりです。
伝統的な製造過程を体験しながら、江戸の風情を感じることができる貴重な機会として、多くの観光客や地元の人々に人気があります。

常盤堂 雷おこし本舗
住所 | 東京都台東区浅草3丁目6番1号 雷5656会館 |
電話番号 | 03-3874-5656 |
営業時間 | 9:00〜17:30 |
定休日 | 月曜日 |
公式サイト | https://tokiwado.tokyo/ |
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5.かっぱ橋道具街

東京都台東区に位置する「かっぱ橋道具街」は、約800メートルにわたる商店街で、調理器具や食器、包装用品、食品サンプルなど、飲食業に必要な道具を専門に扱う店舗が170軒以上軒を連ねています。その起源は大正時代にさかのぼり、関東大震災後の復興とともに、菓子道具を中心に「食」に関連する商店が集まり始めました。現在では、国内外の料理人や観光客にとって欠かせないスポットとなっています。
街のシンボルである「かっぱ河太郎像」は、商売繁盛を祈願して商店街の中央に立っています。また、毎年10月には「かっぱ橋道具まつり」が開催され、調理道具や食器、食品サンプルなどを扱う専門店が出店し、賑わいを見せます。この祭りでは、抽選会やグルメ屋台、パフォーマンスなど、多彩なイベントが行われ、多くの人々が訪れます。
アクセスも便利で、東京メトロ銀座線「田原町駅」から徒歩5分、つくばエクスプレス「浅草駅」から徒歩5分など、複数の交通手段が利用可能です。食に関する道具を探すなら、かっぱ橋道具街はまさに「道具のワンダーランド」と言える場所です。

かっぱ橋道具街
住所 | 東京都台東区松が谷3丁目18−2 |
公式サイト | https://www.kappabashi.or.jp/ |
6.浅草演芸ホール

浅草演芸ホールは、東京・浅草の「公園六区」エリアに位置する、1964年に開場した伝統的な寄席劇場です。鈴本演芸場(上野)や新宿末廣亭と並ぶ、東京の主要な「落語定席」のひとつとして親しまれています。
この劇場では、落語を中心に、漫才、マジック、曲芸など多彩な演目が楽しめます。公演は「上席」「中席」「下席」と10日ごとに内容が変わり、昼の部(11:40~16:30)と夜の部(16:40~20:30)で、それぞれ異なる芸人が出演します。チケットは当日券のみで予約不要、入口の「木戸」で購入し、自由席で観覧できます。
また、浅草演芸ホールでは、修学旅行や企業の販売促進活動など、団体向けの貸切観覧も可能です。10名以上での観覧予約に対応しており、団体割引も提供しています。
アクセスは、雷門から徒歩約5分と便利で、周辺には浅草寺や仲見世通りなどの観光名所も点在しています。伝統的な日本の笑いを体験できる貴重なスポットとして、観光客にも地元の人々にも愛され続けています。

浅草演芸ホール
住所 | 東京都台東区浅草1-43-12 |
電話番号 | 03-3841-6545 |
営業時間 | 9:00~21:00 |
公式サイト | https://www.asakusaengei.com/ |
7. 船宿 釣新

船宿 釣新(ふなやど つりしん)は、老舗の屋形船(やかたぶね)の専門店です。隅田川沿いに位置し、創業から100年以上の歴史を誇る名店で、東京の水辺文化を楽しめるスポットとして人気があります。
船宿 釣新の屋形船は、東京湾や隅田川を巡るプランが豊富で、春の桜、夏の花火、秋の紅葉、冬の夜景といった四季折々の風景を堪能できます。特に、東京スカイツリーやレインボーブリッジを眺めながらの船旅は、非日常的な贅沢な時間を演出します。
船内では、職人が手掛ける本格的な和食料理が提供され、天ぷらや刺身、季節の料理が楽しめるのも魅力です。

季節ごとに厳選された旬の食材が提供されます。また、新鮮さや産地にもこだわっており、刺身は築地から仕入れた新鮮な魚を使用しています。
江戸前天ぷらで人気の高い穴子は、築地山五商店からその日に捌いたものを仕入れるという徹底振り。
水辺の景色から有名な観光名所・景色を楽しみつつ、美味しい食事に舌鼓を打つ贅沢な体験は、観光の締めにぴったりです。

船宿 釣新
住所 | 東京都墨田区本所1-3-11 |
電話番号 | 03-3622-3572 |
営業時間 | 10:00-20:00 |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | https://www.yakatabune-tsurishin.com/ |
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まとめ
浅草には観光スポットが数多くありますが、今回ご紹介した7つのスポットは特に初めて浅草を訪れる方にぴったりの観光スポットです!
定番だけれど外せない浅草神社・文化を楽しめる体験など、それぞれ異なる魅力があるので、ぜひ訪れてみてくださいね!
この記事を書いた人🙋♀️

桐生 翔
一人旅とサーフィンが好きな自然派
と言えば聞こえは良いですが、飲み会もよく行く普通のサラリーマンです。笑
フッ軽を活かして、行ってみて良かった場所を紹介します。