新宿でしか食べられない！地元民おすすめの絶品グルメ4選

新宿といえば、観光・ショッピング・オフィスと何でも揃う街。でも実は、駅の喧騒から少し離れた裏路地に、“地元の常連だけが知っている名店”が点在しているのをご存知でしょうか？

行列のできるチェーンや映え系グルメではなく、通い詰めてこそ分かる本物の味、そして気取らずホッとできる空間。今回は、そんな“新宿でしか食べられない”地元民おすすめの絶品グルメを4軒厳選してご紹介します。

観光や出張のついでに寄るも良し、大切な人を連れて行くも良し。定番の新宿とは一味違う、「本当のうまいもの」を探しに出かけてみませんか？

1.のだぴん｜魚とオリジナル料理

歌舞伎町の雑踏を抜けたビルの3階にある「魚と心の居酒屋 のだぴん」は、昭和58年創業の老舗で、地元民から観光客まで幅広く愛される寿司居酒屋です。店内にはカウンター席をはじめ、テーブル席や小上がりもあり、人数やシーンに合わせた使い方ができるのも魅力。

鮮度抜群のお刺身や寿司はもちろん、海鮮を中心とした一品料理やオリジナル料理も充実しており、「何を食べても大当たり」と口コミで絶賛されるほどの実力派です。地元の常連たちが繰り返し訪れる理由も納得です 。さらに、予約なしでは入店が難しいほどの人気店であることも、実力と信頼の証。

このお店に来たらぜひ最後に味わいたいのが、“ほうとうウニパスタ”。

名前からして気になるこの一品は、山梨の郷土料理“ほうとう”の太めの麺をあえてパスタ風にアレンジし、練りウニと生ウニをふんだんに使った濃厚なソースを絡めています。

モチモチとした太いほうとうの食感は、フェットチーネのようなコシがあり、その厚みが濃厚ウニソースをしっかり受け止めてくれるため、ウニ好きにはたまらない満足感。口に入れた瞬間から鼻に抜けるウニの香りと、噛むほどに広がるうまみで、「ウニってこんなに濃いんだ！」という驚きもあります 。

さらりと食べるのではなく、ゆっくり味わう“締めの贅沢”として最適。ほうとうの素朴さとウニソースのラグジュアリー感とのギャップがクセになる、のだぴんならではの名物料理です。

接客は気さくながら丁寧で、初めての来店でも居心地の良さを感じられます。新宿で魚を食べたいとき、ゆったり飲みたいとき、ちょっとした“知る人ぞ知る名店”で過ごしたいときにぴったりの一軒です。

のだぴん

住所	東京都新宿区歌舞伎町2-45-7 石井ビル　３F
電話番号	03-6273-8083
営業時間	17:00 - 23:30
定休日	月曜日
公式サイト	https://www.nodapin.com/

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2.萬太郎｜焼き鳥

歌舞伎町の小道からひょいと見える雑居ビル――その2階に構える「萬太郎」は、新宿の喧騒を忘れさせる大衆居酒屋の真髄が息づく名店。創業から30年以上、地元のサラリーマンやリピーターに愛され続けるこの店は、炭火で丁寧に焼き上げられた焼き鳥と、昭和感漂う居心地の良い空間が魅力です。

萬太郎の焼き鳥は1本150〜200円台で、リーズナブルながら一本ずつ店内で串打ちしているのがこだわり。

鶏もも、つくね、手羽先、ぼんじりなど定番はどれも肉の旨味がしっかり感じられ、コリコリ食感の砂肝やしゃきしゃきのピーマン串も人気です。さらに60年もの歴史を受け継ぐ秘伝のタレが、焼き鳥にじんわりと旨みを加えてくれます 。

また、萬太郎名物とも言える「樽生ホッピー」の存在も強力な魅力。

赤星中瓶や生ホッピーを片手に、口の中でお酒の爽やかさと焼き鳥の旨みを交互に楽しむ。一日の疲れが驚くほど溶けていく感覚は、多くの常連が虜になる理由。

串焼き以外にも牛すじ煮込み、モヤシナムル、牛センマイ刺しなどの一品料理が充実しており、どれも酒の相棒に最高。

さらに、300円台で楽しめるおつまみが多く、ちょい飲み〜しっかり飲みまで幅広く対応可能。

店員さんのペースは飾らず自然体。昭和の居酒屋文化に触れるような温かい接客は「初めての歌舞伎町でも安心できる」と地元人だけでなく観光客からも好評です 。

歌舞伎町という刺激的な街の中にあって、「萬太郎」は肩肘張らないけど本当においしい日本の居酒屋文化が詰まった、まさに“地元自慢の一軒”。新宿観光や仕事帰り、そして歌舞伎町デビューにも、ぜひ立ち寄ってほしい名店です。

萬太郎

住所	東京都新宿区歌舞伎町1-28-6 中銀新宿第三ビル 1F
電話番号	03-3209-4253
営業時間	16:30 - 23:30
定休日	日曜日

3.新宿 鮨 よこ田｜寿司

ミシュランで8年連続一つ星を獲得した“天冨良 よこ田”が新業態として新宿にオープンさせた「新宿 鮨 よこ田」。高級ながら親しみやすさも兼ね備えたこのお店は、鮨と天ぷらの両方が味わえるコースが評判で、接待や特別な食事にもぴったりです。

地下1階に位置するカウンター席では、目の前で繊細な技術による調理を目で楽しみながら、職人との会話も楽しめるアットホームな雰囲気が魅力。

コースでは、季節の鮮魚や毛ガニ、ウニなどの海産物に加えて、上質な天ぷらを組み合わせた構成が多く、「鮨と天ぷらが交互に出てくる贅沢な時間」を満喫できます 。

高性能な火力・衣のサクサク感・魚の香りが一体となる天ぷらは、一品一品が芸術品のようです。

店内はカウンター27席、完全個室もある落ち着いた空間で、カード支払い可・全席禁煙なので、清潔感と安心感がある点も嬉しいポイント。デート、記念日、接待……どんなシーンでも安心して案内できる“歌舞伎町の奥にある大人の隠れ家”として、自信をもっておすすめできる一軒です。

新宿 鮨 よこ田

住所	東京都新宿区新宿3-20-6 FSビル B1F
電話番号	050-5570-1847
営業時間	11:30 - 15:00/17:00 - 23:00
定休日	不定休
公式サイト	https://yokota-g.com/shop/shinjuku/

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4.麺屋我論｜ラーメン

歌舞伎町・新宿三丁目エリアにある「麺屋 我論（がろん）」は、もともとバー営業をしていた店舗の1階を改装して生まれたラーメン店。看板に掲げられている通り“無化調×炭酸水仕込み”というこだわりが詰まった一杯が魅力で、国産小麦100%の麺と合わせて非常に優しい口当たりながら、味わいはしっかり深く感じられるのが大きな特徴です。

メニューは、特製淡麗醤油・淡麗塩のほか、担々麺や背脂煮干しなど多彩。そして名物の「生姜香る淡麗醤油ラーメン」は、まさにお店の真骨頂。鶏ガラや昆布、香味野菜を炭酸水で炊いたスープに、生姜がふんわり香る一杯は、飲みの締めにも、ランチにもぴったりの爽やかさ。ラーメン専門店ながらウイスキー入りの煮卵やミニ牛すじカレー丼など、バー由来の遊び心も感じられる点が心に残ります 。

店内はカウンター12席のコンパクトな作り。清潔感がありながらもバーの雰囲気が残っていて、ラーメン店とは思えないほど居心地がいいのも魅力。22:30まで営業しているため、歌舞伎町で飲んだ後の〆に立ち寄りやすく、外国人観光客にもふらっと立ち寄られるほど開かれた空間です。

ラーメン好きな地元民はもちろん、旅行や出張で訪れる人にもおすすめ。濃厚だけど重くない、化学調味料不使用なのにしっかり作られた味と、バー的おしゃれ感の両方が楽しめる。まさに“歌舞伎町の隠れ家ラーメン”として、次に新宿を訪れたときにはぜひ行ってほしいお店です。

麺屋我論

住所	東京都新宿区歌舞伎町1-1-5 Diner5GALLONS 1F
電話番号	03-6302-1748
営業時間	11:30 - 15:00/18:30 - 22:30
定休日	日曜日
公式サイト	https://menya-garon.com/

まとめ

にぎやかなイメージが先行しがちな新宿ですが、実はしみじみと美味しいごはんと酒を味わえる店が、静かに息づいています。どの店も観光マップには載っていないけれど、常連が何度も足を運ぶ理由があります。

肩ひじ張らず、それでいて忘れられない味と空気感。今回ご紹介した4軒は、どれも「また来たい」と思わせてくれる新宿の宝のような存在です。グルメな友達と語らいながら、大切な人とゆっくりと、あるいは一人静かに。新宿の“本当の顔”を感じられるこの4軒、ぜひ心の地図に加えてみてください。